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色とこころの勉強を通して、わたしが思う「こころ」がテーマのブログ。
心の病と家族の話
自分の周りで、自分は関係ないもめごとがあったり、
また家族の中で、体の病気、また心の病気があったりすると、
自分は当人でなくとも心が疲れるものです。

また自分の無力さをひしひしと感じてしまいます。
どうにかしたいと思っても、手をさしのべたり
話を聞いたりしても、本人が気づいたり、
本人がどうにかしていこうという意思をもたない限り
自分ではない誰かのことは、自分ではどうしようもできません。

それが家族であろうと、愛する人であろうと、友人であろうと、
きっと、自分を助けることができるのは自分であり、
そのためには、自分の意志が不可欠なのだろうと思います。

そうでない人は、すべてを周りの人や、環境のせいにして
怨み、悲劇のヒロイン化していき、周りを傷つけ、周りに甘え、
そして自分自身がもっと深く暗い闇に落ちていきます。

その時にどうにか引っ張り上げたいとか、
どうにか自分がその人をしたいとか、
いくら思ったところで、どうしようもないことがあります。

今日藤圭子さんに関する、元夫である宇多田さん、娘のヒカルさんの
コメントが発表されましたが、私は母を思い出しました。
私の母は晩年うつ病になり、奇行をしたり、
どんどん苦しみが増し、自分で作り上げた闇の奥に自分で落ちていき
最後には自殺未遂をはかる状態だったのですが、
母というより、その時の私と父のことを思い出しました。

「心の病」は本人がとても辛いのはもちろんですが、家族も本当に辛いものです。
友達にはそんなこと思うものではないと言われたけれど、
「母の苦しみを自分が肩代わりできたらいいのに。」
「母への不幸が私にふりかかればよかったのに。」
と思ったり、時には言葉に出したりしていました。

お前だったら乗り越えられるのか!と傲慢にとられてしまいそうですが、
そんなに私は強くはないけれど、愛する人が苦しむ姿を見るよりは
自分が苦しむ方がまだマシという思いが強かったのです。

家族の苦しむ姿を見て、自分ができることをすべてしても悪化するばかりで
自分の無力さをまざまざと味わい、そして毎日怨みの言葉を浴びせられ
結局何も役に立たず、最後には悪化する状態を見るだけというのは
本当に辛かった~~。

藤圭子さんと母とは全く違うと思いますが、今の世、自分が、
もしくは家族の中に「心の病」を抱えている人も結構いると思います。

本人以外にその家族となると、かなりの人数の方が、「心の病」で
悩んでいる人が多いということになります。

藤圭子さんは、持って生まれた「性」が強い方だったと思います。
その「性」に翻弄され、その「性」の通りに生きぬいた人のようにも思えます。
自分の立ち位置や生きている実感を味わうために、築いたものを壊したり、
現実を知るために、ギャンブルや旅行などの非現実な世界にはまったり、
愛する者を傷つけたり、愛情が強い分怨みや憎しみが強くなったり・・・

天才ゆえの精神の不安定さ、感性が研ぎ澄まされている人ならではのもろさ
そして家族というものへの愛憎の強さ、歌にも現れている「怨み」のこころ。
「陰」のエネルギーを全面に出し、それが世間に受け入れた所もあり
そちらが強くなったのかもしれないけれど、きっとその反対の「陽」の部分も
表には出せなかったけれど、強く多かった人なのではないかとも思います。

誰もが「陰」だけでなく「陽」が同じ分量、自分の中にはあると思います。
「心の中には闇がある。
でもその闇を照らす光もある。」

藤圭子さんが、自分の子供に「光(ヒカル)」と名付けたことも
自分が「闇」を生きるけれど、子供には「光」をという
「祈り」を込めたようにも思えます。

私は個人的には自殺は反対です。
何度も私自身「死んでしまいたい」と思ったことはあります。
銃が簡単に入手できる国に住んでいたら、死んでるかもしれません(苦笑)
本当に日本に生まれていてよかったと思います。

大体死にたいと思う時は、この苦しみ、もう耐えられないと思う時ですが、
今は、自殺は苦しみから逃れる方法にはならないと思っています。

深みにはまってしまって、自分ではどうしようもできないと思っている人は
専門家に是非相談して、治療をしていただきたいと思います。
この世は変化するのです。
最初はだれかの手を借りながらでも、
自分が変わりたいという気持ちが少しでもあれば、必ず変わります。
よくなりたいと思えば必ずよくなります。
不安定な心は安定します。
少しのきっかけで、光の方にも闇にもいくことができる世界で私たちは生きています。

それでも、「性」を背負い生き抜いた藤圭子さんのご冥福を心よりお祈りいたします。

読んでいただいてありがとうございます。
生かしていただいてありがとうございます。
あなたとの出会いにありがとうございます。



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