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色とこころの勉強を通して、わたしが思う「こころ」がテーマのブログ。
この世は自分の主観の世界の話
言葉とは便利なようで、そうでもないものだと思います。

例えば、病院に行ったときに、
おなかが痛いということを詳しく説明するとき、困ってしまいます。
感覚を言葉に置き換えて伝えるということは難しいものです。
また自分の主観が中心になります。

その時に先生が検査をしてくれ、
「大丈夫ですよ。大したことありません」
と言われても、自分の痛みはなくなることはなく、
大したことはないと言われても、
自分としては大したことの場合もあります。

送り手と受け取り手によっても、言葉の扱いが変わってきます。
それぞれに自分の主観を通して、その言葉を扱うからです。

そう思うと、この世界は自分の主観の世界だともいえます。
出来事であろうと、人の事であろうと、
すべて自分の主観のフィルターを通して受けています。

ABC理論という論理療法があります。

アメリカの心理療法家、アルバート・エリスによって創られた「論理療法」で、
認知療法にも通じているものです。
このABC理論では状況から感情の間に「思考」があると考え、
この思考が良いものであれば感情も良いものになり
悪い思考であれば、感情も悪いものと考えます。

A:Activating event(出来事)
B:Belief(信念、固定観念)
C:Consequence(結果)

のABCであり、
A(出来事)によってC(結果)として感情が起こるのではなく、
その間のB(信念、固定観念)という自分の主観を通ることによって
C(結果)として感情が誘発されるという理論です。

結局、自分の信念や固定観念という主観の色眼鏡を通して
世の中を見ているということです。

出来事そのままを受け入れているわけではなく、
その出来事に対しての自分の信念や固定概念によって、感情は変化するので、
自分がどんな信念や固定概念を握っているのかを見直して、
悪い感情につながる、悪い信念につながる思考は変えていこうというものです。

「相手を変えない、自分を変えない、思考を変えよう」
という考え方です。

ここにもあるように、人は自分の心に握っている信念や思考回路、固定概念など
自分の主観を通してしか、この世界を見ることができないという事です。

だから、そういう意味で、相手に自分を100%理解してもらうことも
相手を100%理解することも、不可能といえるのかもしれません。

それでも、人はわからない相手を知ろうとします。
分からない所にフォーカスします。

「相手が私の事を○○と言ったんだけど、どういう意味だと思う?」
「相手は自分の事をどう思っているのだろう」
「きっと相手は○○と思っているんだろうな~。」

相手の事は相手に率直に聞いてみないと、その人以外の人に聞いても
きっとわかりません。
相手の事は推測の域を超えることはできません。

そんな無駄とも思えることにエネルギーを使うのであれば、
わかる所にフォーカスした方がいいと思うのです。

「相手が私の事を○○と言った」事に対して、自分が何を思い、
どんな行動をしたのか。その中にはどんな自分の思いや意味があったのか?

「相手が自分の事をどう思っているのか」はわからなくても
「自分が相手の事をどう思っているのか」は心に問いかければ知ることができます。

「相手がどうしたいか。」はわからなくても、
「自分がどうしたいか。」はわかります。
それをなぜしたいのか、どうしたらできるのかを考えることはできます。

自分自身をおざなりにしてしまっている人がとても多いです。
そういう私もついつい、相手を主役にしてしまい、自分の心に対しての
配慮に欠ける事があります。
意識していないと、なかなか自分の心を見つめることは後回しにして
相手の事にばかり、フューチャーしてしまい、答えのないループに迷い込みます。

相手が自分の思いとは別の反応をしめすと、落胆したり、怒りを覚えたりします。
でもやはり相手の事は、100%理解することは不可能なのです。
確かなものは、自分の心だけなのです。
そして自分に必要な答えや、青写真があるのは、そこなのです。

他人の評価も大切ですが、もっと大きな視点で見た時は、
大切なものは紛うことない自分自身の心と、
正直にその心に沿う覚悟のような気がします。

読んでいただいてありがとうございます。
生かしていただいてありがとうございます。
あなたとの出会いにありがとうございます。



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