FC2ブログ
色とこころの勉強を通して、わたしが思う「こころ」がテーマのブログ。
カウラ事件から70年の話
今日は70年前にオーストラリアのカウラで起こった日本兵捕虜脱走事件の日です。
私はこのカウラ事件を知ったのは、
『あの日、僕らの命はトイレットペーパーよりも軽かった
〜カウラ捕虜収容所からの大脱走〜』

という日本テレビ開局55年記念スペシャルドラマを見た事でした。

戦争というものは、あまりにも戦争の常識を人間に植えつけます。
時代によって、常識は変わりますが、
戦時中の教えというものは、平時の時とは
正反対の教えのようにも思えます。

このカウラ事件も、「降伏より死を」との戦陣訓に従い、
日本兵1104人がフォークや野球バットを手に決起し、鉄条網に向かって突撃。
機銃掃射を浴び、自害を含め日本兵231人が死亡、
オーストラリア兵4人も亡くなったという悲しい事件です。

今は人道をうたわれ、命の尊さについてを優先する時代ですが、
戦時中は捕虜になってまで生きにく事は恥と思う時代であり、
命よりも、死をもって日本人魂を見せるという教育を受けていた
そんな時代のような気がします。

8月は広島、長崎への原爆投下、終戦、
そしてお盆と、何やら、この世とあの世が近づき
そしていやが上でも、生と死、そして戦争と平和を
考えさせられるような月だと思います。

私は戦争経験していませんが、
父が原爆が広島に落ちた時、
違う県なのに、光が見えたと言っていましたし、
祖父はあの時代背景の中、戦争反対で
戦争には、山でマムシに噛まれ、戦争に行かなかった人でもあり
そして疎開してきた人に、食事を与え、亡くなると自分の土地に
埋葬するような人でした。

祖父の弟たちが軍に属し、出世していき、
たくさんのバッチを軍服につけ、色々なお土産を手に
実家に帰って、その武勇伝を話すたびに
「お前らはあほーじゃ。
戦争に浮かれて、人を殺して、英雄と言われてええ気になって
ほんまのあほーじゃ。」
とよく説教をたれていたと聞きました。

私は、あの時代に、その当時の風潮に流されず
そんな事を言える、祖父を私は誇りに思います。
でも、そんな気持ちを胸にしまったまま、
戦地に出かけて戦死した人たちは多くいたのだと思います。

祖父の一番若い弟も、海外の戦地にて戦死しました。

今の時代、平和な日本なのに、毎日のように殺人の報道が
されています。
これだけ、命の尊さや、人道的な教育を受けてなお
人を殺めてしまう・・・人間の負の一面なのかもしれません。

自分を殺すのみ、他人を殺すのも、とても深い罪です。
きっと此の世に生きている時以上に、そのことは
此の世を去った後に、思い知るのかもしれません。

今、終活といって、色んな方法での埋葬を希望され
その選択肢が増えているような報道がされていますが、
子供がいるのであれば、子供に供養してもらう。
子供がないのであれば、菩提寺に永代供養してもらう。
昨日テレビで見ていてぞっとしましたが、
ペットと一緒のお墓に入る人がいましたが、
人間と動物では道が違います。
私も愛する猫がいますが、彼女は彼女の道、
私は私の道があります。
それを一緒にしたのでが、双方にいいことにはなりません。

そして、散骨もよく言われていますが、
この夏は水難がただでさえ多いのに、
散骨してもらったはいいけれど、帰る場所がなく
お盆に水に漂い、苦しむ姿は憐れだと思います。

また、納骨せずに、家のキッチンにずっと愛妻のお骨を置いて
毎日話しかけていると言っていた、ある芸能人がいましたが、
子供の不祥事にはじまり、自分の素行もたたかれ
あれだけ毎日テレビに出ていたのに、最近あまり見かけなくなりました。
いやー奥さんしんどいだろうな~、納骨早くしてあげればいいのにと
思いました。

やはり、昔の人が培ってきた風習には、理にかなったものが
とても多いということです。
流行にのり、自分の死の後始末を子供に迷惑をかけたくないと
軽はずみにすると、結果成仏できず、子供に祟るようにもなり、
死後の自分や先祖が困窮すると、この世の子孫も困窮するのです。
供養してもらえないと、自分からすがってしまうのです。

このお盆、この世とあの世が近くなる今月、
自分の先祖に思いを寄せ、今自分がここで生かされていることへ
感謝したいと思います。

読んでいただいてありがとうございます。
生かしていただいてありがとうございます。
あなたとの出会いにありがとうございます。


スポンサーサイト
別窓 | 未分類 | コメント:0 | トラックバック:0 | ∧top | under∨
<<広島原爆の話 | 色とこころとわたしの話 | 粋な話>>
この記事のコメント
∧top | under∨
コメントの投稿

管理者だけに閲覧
 

この記事のトラックバック
トラックバックURL

∧top | under∨
| 色とこころとわたしの話 |